ZvT Daybreakでテランのハラスを撃退するたった一つのCreep tumor

22 12月

ZvTは最もCreepの重要性が高いマッチアップです。
序盤から戦闘する機会が多い上に、Creepの上ではZergが戦闘をする上で圧倒的に有利になり、逆にCreepの外ではTerranが有利だからです。
そのため、ZvTではCreepをどのように伸ばして行くか、ということが非常に重要になってきます。
今回は、Zergが即3rdをした場合に、序盤戦において非常に有効なCreep tumorを一つ紹介しようと思います。

Daybreakでは、Zergが即3rdをした場合、テランは最初のハラスのターゲットとして3rdを狙ってくることが多いです。
2ndに行くには坂を登らねばならず、その坂までCreepが伸びていることが予想されるからです。

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これが3rdが建ってCreepが伸びた時の画像です。
Terranは主に青いラインのルートと通ってHelionで3rd周りにハラスや偵察を入れてきます。
この時注目したいのがどちらのルートも、このCreepの伸び具合では少し下がるだけでCreepの外へ出ることが出来るということです。
Creepの外にHelionが逃げてしまうと、lingでHelionを倒すのはほぼ不可能になってしまいます。
つまり、Creepが伸びていないと、ほとんどリスクを背負うことなくHelionでDroneやQueenにハラスを行うことが出来ます。
それを解消するには3rdが完成した時にすぐにCreep tumorを3rdの前に置くことです。

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この画像が3rdの前にCreep tumorを置いた画像です。
先ほどの青いルートの上にCreepが伸びています。
Creepが伸びていれば、もしHelionがミネラルライン等にまで踏み込んでハラスをしてきた場合、LingでHelionを倒すことが可能になります。
ということは、無警戒にHelionハラスをした場合にTerranはHelionを倒されてしまうかもしれないというリスクを背負わせることが出来るのです。
その結果、ハラスに来たHelionを撃退してもいいし、Creepが怖くて踏み込んでこれなくなるかもしれない、スキャンを使って壊しに来るかもしれない。
いずれにせよZergにとっては良いことばかりです。
このCreep tumorはたった1つで大きな効果を上げられる、非常にコストパフォーマンスの高いCreep tumorだと言えるでしょう。

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