アーカイブ | 12月, 2011

PvZ アンチミュータ 序盤に出来るお手軽ミュータ対策。その2

21 12月

先日紹介した、アンチミュータオーダー。実はこのオーダーはmuta以外にも以前非常に流行ったとあるオーダーに対しても非常に強力です。

そのオーダーとは、2ベースからのインフェスターオーダーです。
今年の春頃にGSLで使われ、流行りだしたオーダーなのですが、infestorを出すまでにlingとspineしか出さないため、1upzealotが非常に効果的です。

特にSlayers Alicia選手が得意とする、SGユニットの視界を使って1stベースにzealotを垂れ流すオーダーや、white-Ra選手の得意とする、WPを使ってzealotやsentryを1stベースに落としていくオーダーに対しては負け確定と言われるレベルで不利になってしまいます。

そのためか今回のGSLnovでは一度しか2ベースインフェスターオーダーを見かけなかったように思います。

プロトスのみなさんはこの1upzealotを使ってtechをよくばるzergをボコボコにしてあげましょう。

GSL Losira vs Alicia Match1(今linkがないので後で貼ります。)

PvZ アンチミュータ 序盤に出来るお手軽ミュータ対策。

20 12月

観戦大好きSC2プレイヤーのみなさんは、3-4ヶ月ほど前まではPvZでFFEの後、Pのハラスやプッシュを返した後、Zがmassmutaで行動を制限しつつ拡張するという戦法を目にすることが多かったと思います。

しかしGSLnovが始まってからはどうでしょう。そういったゲームはめっきり減ってしまったはずです。それはなぜか。
実はFFEの後、Pはあることをすると、Zが非常にミュータを出しにくくなる方法が見つかり、今やそれがスタンダードなオーダーとなっているからです。

そのあることとは、ずばりWGの研究後、Upgrade Ground Weapons Level1を研究する。そして、最初のハラスやプッシュ時にZealotを連れて行くだけです。

こうすると何が起こるのか、実はWeapon1upをするとZealotがlingを倒すのに必要な攻撃回数が3回から2回に減ります。すると、ZはZealotを倒すのにlingを使ってしまうと非常に効率が悪くなるんですね。そのためこの1upZealotを処理するためにroachを作る必要が出てきます。

roachを作るにはlingと違いガスが必要です。Zが今まで使っていたmassmutaオーダーは主にling queen spine sporeと言った、ガスを消費しないユニットや建築物を中心に相手の攻撃をディフェンスし、ガスを貯金しておいて、一気にmutaを生産するというものでした。しかしroachを使ってディフェンスするとなると、roachの生産にガスを使ってしまい、うまく貯金をすることが出来なくなり、mutaを出すタイミングが遅れ、数も減ってしまうんですね。

この1upzealotを使うオーダーは先程も書いたように現在のスタンダードなオーダーになっており、Coreの後、どのテックに進む場合でもとても組み込みやすいのが特徴です。リプレイやVODを見るときはこの点に注目して見てみると良いかもしれないですね

参考リプレイ

http://starcraft2.jpcommunity.com/sc2/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=2520&post_id=5156#forumpost5156
ここのした二つ

http://starcraft2.jpcommunity.com/sc2/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=2531&post_id=5190#forumpost5190

http://www.gomtv.net/2012gsls1/vod/
GSLのPvZ

http://sc2rep.com/replays/%28%29%ED%86%A0%EB%93%9C_vs_%28%29IMNesTea/16671
ToD vs Nestea

MC インタビュー

14 12月

MC:ザーグとの戦いでは、最初の交戦時に利益をたくさん見ることが重要である。ザーグは、補充が早いからだ。

This is game

 

これは特にFFEスタートのゲームでよく感じる。

ザーグの方から考えると、最初のプッシュを正しくディフェンス出来れば有利になれる。プロトスとの戦いは相手のオーダーを知り、プッシュを正しくディフェンスする方法を考えることが重要である。

Creep Tumorトリック

13 12月

今回はお手軽に使え、非常に強力なテクニックである、Creep Tumorトリックを紹介する。

通常Creep Tumorは段差の向こう側にはCreepを伸ばす効果が発揮されない。

しかし、TumorのスキルであるSpawn Creep Tumorの射程範囲内にCreepがあると段差を超えても発揮されるようになるのである。

これを活用すると例えばTaldarimでは、2ndHatのCreepが伸びきった時点でここにTumorをひとつ置くだけで、一気に坂下までCreepを伸ばすことが出来る。

MetaloならこのようにTumorを置くことによって崖上から崖下に長い距離伸ばすことが出来る。

このテクニックはTumorを少ない数でより広い範囲にCreepを伸ばせるため全てのマッチアップで有効だ。
全てのマップでこの崖上から崖下に伸ばすことを前提にTumorを置くことを考えると良いだろう。

特にHelionFE系のオーダーには絶大な効果を発揮する。通常HelionFEオーダーはCreepを伸ばさせないため、Creepの1歩外で待ち伏せしていることが多いのだが、このトリックを使えば相手の視界外である、崖上から崖下にCreepを伸ばしていけるのだ。
そして、Metaloのように崖上から崖下に広い範囲にCreepを伸ばしておけば、Helionの目を盗んで崖下にTumorを置くことも可能になる。

非常に強力なテクニックなので全てのZergプレイヤーは是非とも覚えて欲しい。

Antiga

7 12月

DRG:練習時にAntigaでテランに20%くらいしか勝てなかった。

http://www.thisisgame.com/board/view.php?id=977101&board=&category=13439&subcategory=&page=1&best=&searchmode=&search=&orderby=&token=

 

TLPD KRでもTvZの勝率が70%、Antigaは実は相当にTvZがきついMAPだと思われる。

http://www.teamliquid.net/tlpd/sc2-korean/maps/500_Antiga_Shipyard_1.2

Zミラーオープニングの三すくみ

7 12月

Zergを使ってラダーをプレイしているプレイヤーは、Zミラーの初期オーダーに頭を悩ませている人が多いと感じる。自分もつい最近まで、Zミラーをプレイしていて、どの初期オーダーを選ぶべきかいつも悩みながらプレイしていた。

しかし、初期オーダーは大きく3つに分けられ、それが三すくみの関係にあることに気づいたときに、初期オーダーを選ぶ苦悩がかなり低減されたのでここにまとめておこうと思う。

1. 3種類の初期オーダー

Zの初期オーダーはPoolを建てるタイミングで大きく3つに分けることが出来る。それは

1 チーズ、サプライが12以下の時にPoolを建てるオーダー。
例:8pool、10pool、9poolベイン等

2 先プール、サプライが13~15の時にPoolを建てるオーダー。
例:14gas 14pool

3 先ハット、サプライが15の時にHatを建て、その後Poolを建てるオーダー。
例:15hat 15pool その後、即speedup or 即bane

 

2. 三すくみ

次に具体的な相性関係を説明する。

チーズは先ハットに強く、先ハットは先プールに強い、そして先プールはチーズに強い。
チーズ→先ハット→先プール→チーズ

いくつか例外があるものの、ほとんどのオーダーがこのような相性関係にある。

1 先ハット vs チーズ
この組み合わせはもっとも辛い組み合わせである。どんなチーズオーダーでも先ハットが大きくダメージを受ける上に、ほぼ100%負けてしまうチーズオーダーも存在する。

2 先プール vs チーズ
これは先プールが、チーズ側の攻撃を正しく防げるとやや有利になる。
先プール側がどの程度ドローンを殺されても有利なのかは、チーズ側のオーダーによる。
例えば6poolや、9poolベインなどであれば、1-2体ドローンをロストしても先プール側が有利である。
しかし、10poolだった場合にはドローンを1-2体ロストしてしまえば、有利ではなくなり、ほぼイーブンなゲームになってしまう。

3 先ハット vs 先プール
これは先ハットが、やや有利である。
しかし、先プール vs チーズと動揺に、最初のプッシュ(14gas14poolならWlingによる攻撃)を防げなければならないし、仮に相手が拡張したとしても、スピードリングが完了するまではマップコントロールを握られてしまい、その状況の中、ハラスや、拡張後にやってくるかもしれないプッシュに対応する必要がある。

 

3.どのオーダーを選ぶか

あなたがマスターで、特に大会などでBo3やBo5のゲームをするならば3種類のオーダーを1つずつは使えるようにしておくのが良い。
初心者ならばまずは内政の簡単なチーズから練習するのが良い。特に先プール vs チーズなら先プール側、先ハット vs 先プールなら先ハット側、といったディフェンスする方を会得するのは難しい、その上完璧に会得するまではほとんど勝てないためオススメしない。
それよりも攻める側のオーダーから練習し、マイクロを鍛えてから練習すると良い。

先ハットオーダーはNAサーバーのダイヤ上位~マスターくらいになってから練習し始めても遅くはないだろう。

GSL nov Zenio vs MarineKingPrime

4 12月

MKP:デュアルサイトではメック構成が良い。

相手がローチスタートで最初の攻撃に失敗しても、ローチがタンク、トールに弱いから、最初の攻撃を失敗しても追いつくことが出来る。(ZvT)

GSL Match1

インタビュー